30代を無駄に生きるな (きずな出版)

活かす術を教えていただけたような1冊です。無駄に生きるなということは、自分の命を活用し生きるということ。まさにマインドを高めていくための本です。そのためには3つの段階があるのを感じました。前半は、在り方について。本当の自分を知るということ。過去の経験から何を感じたか、それによって何を学んだのかを深堀りしたくなりました。次は、やり方について。自分の常識は変えられるということ。考え方や行動パターン、人の関わり方などが具体的に描かれているため、早速生活に取り入れ実践できます。また、生き方の指標となるメンターの存在、本に触れ読むことの大切さも伝えられています。私は、この本から本物を見抜くことができる洞察力、未来を幸せに設定する想定力、的確に選択できる判断力、自分の信念に沿った行動力、人に与えることができるための影響力、コミュニケーションの基本となる傾聴力、自分や人を幸せに導くことができる俯瞰力、これらの力を身につけることが30代男女と子育てを一段落した40代ママ（私も含めて）の課題になるのではないかと思いました。そして終盤は、生き方について。この1冊を読み終えたときには、『これからの自分をどう生きようか…』に対する意識の芽があることに気づきました。その新芽を育てるのは、紛れもなく自分自身なんだと気づかされます。人生100年時代。『あなたは、自分の人生をどのように生きますか？』と聞かれたら、私は、夢を持ち、夢を生き、夢を応援できる生き方でいたい。とより一層強く思いました。あなたの本の感想と共に聴かせていただけたら嬉しいです。