世紀の遺書
本, 巣鴨遺書編纂会
世紀の遺書 は 巣鴨遺書編纂会 によって作成されました 各コピー0で販売されました. Le livre publié par 講談社 (1984/08). Il contient 799ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 4.6 des lecteurs 4. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
平均的な顧客フィードバック : 4.6 5つ星のうち(4人の読者)
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世紀の遺書本ダウンロード無料pdf -以下は、世紀の遺書に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
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ある調べ物関連で入手しました。既にレビューで書かれているとおり、この本は"世紀の裁判"こと極東国際軍事裁判で裁判に掛けられ刑死した(殆どの人は死刑になった)人たちの"遺言"です。とはいっても、「俺には遺言はない」と言うのが遺言として所収されている人(平沼騏一郎)もいるのですが。昭和28年当時、遺族会が集めた701編の遺書が収録されています。上はあの東条英機から、下は名も知らなかった一兵卒まで、刑に処せられた場所も日本の巣鴨から遠く離れたニューギニアなど、罪状も立場も様々な人たちの遺書がここにはあります。私が入手したのは昭和29年の第4版だったのですが、初版が昭和28年発行だったことから考えて、戦後まもなくの貧しい時代に¥1000もしたこの大書が人々の関心を買って飛ぶように売れたことが伺えます。文字も細かいです。2段組みです。正直言って老眼の進んだ目にはつらいです。内容はもっとつらいですが。通り一辺倒の「天皇陛下万歳」しか書いてない物から、家族への切々たる思いを延々と長文で列ねている人まで様々です。日本人ばかりではなく朝鮮半島出身者もいれば台湾出身者もおり、意外にも通名ではなくそのまま本名で通していた人も多いのに驚きます。巻頭に載っている実物の”遺書”の写真は、それを見るだけでも壮絶さに息が詰まります。内容が内容だけに読むのが大変な一冊ですが、東京裁判に関心のある人は、こちらも一読すべきでしょう。巻末に載っている人名索引も非常にまとまっており、史料としても利用しやすいです。
によって 巣鴨遺書編纂会
5つ星のうち (4 人の読者)
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